2011年2月23日水曜日

紅茶に淹れる思い 4 「ルナと月夜の思い出」

アカリ「ルンルントゥルートトテゥー♪」ホイホイホイ(引き出しの中から必要な物取り出している)
グルミー「ジリジリジリ・・・・アラームいらないジャン・・・」
アカリ「あ!!グルミー!やっと時間になったのね」
グルミー「えっとー、・・・・そうだね。アカリ、ノート筆記用具はもう準備万端だね。」
アカリ「うん♪見てみてー♪お母さんが使っていいってトートーバック可愛いでしょー♪」

アカリ「どれがいいかなー」 
グルミー「猫の背中のやつ(自分がトートバックになれって言われなければなんでもいい)」
アカリ「うー、でも真ん中のも捨てがたいなー」
グルミー「好きに使っていいて事は、順番に使えば?」
アカリ「うーーーん、でも1つの物を大切にするといい事があるって幼稚園でおそわったの。」
グルミー「確かにそうだね、でも早めにね、遅刻はよくないからね」
アカリ「うん(ジーーーー・・・・・。)これにする」猫の背中トートバックを取りノートと筆記用具を入れる
アカリ「さー行こう」 グルミー「了解」 あかり「ちょっと早かったね」 
グルミー「早いぶんにはいいと思う、まだお客さんいるから中で待たせてもらえるか聞いてみよう」
カランカラーン めぐみ「いらっしゃいませ」 めぐみさんが近寄ってきて
めぐみ「(小声で、もう少しで閉店だからテーブルで待っていて。)こちらにどうぞ」
アカリ「はい(小声で、ノートに紅茶の名前書きながら待ちます、いいですか?)」
めぐみ「はい、どうぞごゆっくり」
かきかきカキカキ・・・数十分後 めぐみ「ありがとうございました」 
めぐみさんが外に出て閉店(クローズ)に変えていた。外にはルナが
ルナ「二階のテラスで待つ」
めぐみ「わかったわ、アカリちゃん、もうちょっと                                   
     待ってね」
アカリ「はーい」
ミコ「めぐみそっちだけ片付けたら後は
   やっとくからいいわよ」
めぐみ「え 店長だって出かけるんですから
     チャント普段どおりでいいですよ」
アカリ「私もまだ全部書き終わってないので
    ゆっくりでいいですよ」
ミコ「それじゃー簡単に片付けちゃいましょ」 めぐみ「はい」
ミコ「じゃー今日はこれで、めぐみ話終わったらアカリちゃんとルナちゃんを送っていくのよ。私もこ 
   れで出かけるから。戸締りよろしくね。それとこれ皆で食べてね。ルナちゃんには冷蔵庫に    
   ミルクあるから少しあっためて出してあげて。紅茶の件は最低限必要な事メモに書いて上に
   張ってあるから、それだけは伝えといてね。」
めぐみ「はい、ありがとうございます。アカリちゃん上行きましょ。メニューはもういいかしら?」
アカリ「書き終わりました。ありがとございます、ミコさんきおつけて行って来て下さい」
ミコ「ええ、いってきます」
めぐみ・アカリ「いってらしゃい」 めぐみ「アカリちゃんついてきて」
アカリ「はい」 めぐみ「そこに座って」 
窓辺に席があり海が見渡せ、日暮れが水平線に向かって沈んでいくのが見える。
アカリ「あ ルナちゃん」 めぐみ「もう一人のお客さんもどうぞ。この椅子で我慢してね」
ルナ「なんでもいいさ」

2011年2月20日日曜日

紅茶に淹れる思い 3 「幼き日の出来事」

アカリ「ただいまー」 母父「お帰り」 母親「手洗ってうがいしてね」 アカリ「はーい」
母「ご飯食べて色々終わらせてから出かけましょ。」 アカリ「うん」
グルミー時計型「ぴろんぴろんぴろんぴろん」 グルミーを手に取り頭につける
アカリ「お母さんお父さんいこー」 母父「行きましょうか・行こうか」
昼に近くなり太陽の光が温かく差し込んできて心まで温かくなる陽気
母「昔はパパと二人でこうして喫茶店にいったわねー」
父「あー、お前は紅茶よりケーキとクッキー目当てだけどな」
母「アカリ今日は、お父さんのおごりだそうだから何頼んでもいいわよー(怒りΨ)」
アカリ「わーい」
父「お手柔らかにお願いします。とほほ」
カランカラン めぐみ「いらっしゃいませ あら朝の女の子3名さまですね?」(やっぱり朝のは・・。)
アカリ「えっと ハイ!!」 母「あら朝であったの?」 アカリ「うん。お花にお水あげてたの」
めぐみ「では、こちらにどうぞ」 ゆっくり出来るように窓辺と入り口から離れた席に案内する
この時間帯は、そんなに人は来ないので、落ち着けて店内が見やすい、いい席でも問題ない。
めぐみ「注文が決まりましたら、また伺いま」
アカリ「あ お姉さん、お姉さんが作ってるのはどれなの?」
めぐみ「えっとねー、私は、まだクッキーと紅茶を少しだけよ。だから この紅茶セットかな」
アカリ「それはミルクのやつ??」 めぐみ「えっと」 
母「アカリそれじゃーわからないわよ。お母さんが教えてあげるから、お姉さんをあまり困らせないの、すいませんねずっと来たかったらしく朝からこの調子でずっと夢見心地なのかしら?      アカリはそれだけでいいの?お母さんが朝言ったのは、これで頼めるけど」
アカリ「うん、お母さんのお勧めでいい、私わからないから めぐみさんの作った物ならいい」
母「わかったわ。それじゃー私も同じセットで(父の方をチラッと見る)」
父「同じでいい、紅茶はオレンジキッドで」
母「私はセ パフェとミルクティーの値段プラスで一番いい紅茶でおねがいします」
父「うぐ・・・・・覚えていたか。」 めぐみさんがカウンター方のお婆ちゃんをチラッと見た。
お婆ちゃんはニコニコしてうなずいていた。
母「よく昔来ていたんだから当たり前よ。ケーキやクッキーだけ食べてたわけではないのよ?」
父「そうらしいな、アカリにはいい物飲ませたいしな。まーいいだろ」
めぐみ「かしこまりました。それでは少々お時間かかりますけど、よろしいですか?」
母「ええ、手間かけさせて悪いわね」 
めぐみ「いえ。より良い時間をお過ごしできる。お手伝いが出来るのですから」
そういって厨房の方に行ってしまった。
アカリ「ふわー、かっこいいなー私もあんな女の人になりたいな。」
母「ふふ そうねそれにはもっと色々覚えないとね」
アカリ「うん」 お母さんとお父さんは昔話を始めていた。私はついていけないので
カウンター席の方にいってお婆ちゃんの紅茶を入れるのを見に行こうと。「がた」
母「アカリ邪魔しちゃダメよ?」 アカリ「見たいだけ」 母「うーん」カウンターのお婆ちゃんを見ると
お婆ちゃん「かまわんよ、他にお客さんもいないしねー、おいでお譲ちゃん」
アカリ「わーい」 母「おとなしく見てるのよ」 アカリ「はーい」カウンターまで行って椅子に座る。
何とか作業が見える、それとともに外でした、いい匂いがしてきた。
お婆ちゃん「私は坂川 ミコ お譲ちゃんお名前は?」 坂川 ミコ 85歳
アカリ「石泉 アカリ です。ミコさんは何作ってるの?」
ミコ「これはお母さん お父さんの分よ。アカリちゃんのはめぐみが作ってるわ、アカリちゃんのは作り方が違うから、ここではできないの。」
アカリ「へー、ミコさん、これ作ってみたいんだけど、私にも出来るかなー??」
ミコ「そうねー。覚える事いっぱいだけどアカリちゃんが一生懸命お勉強していけば出来るようになるわよ。そうねー、・・お店が終わった後でよければ教えて上げられるわよ。孫のめぐみも教えてるからめぐみにもいい勉強になりそう、今夜は何かあるとかでお休みなんだけどね」
アカリ「あ、私めぐみさんとルナちゃんとお話するんで、お呼ばれされてるんだった。         お母さんに言わなきゃ」
ミコ「あら今夜来るお客さんてアカリちゃんの事だったの?」 
アカリ「うん、それとルナちゃん」 ミコ「あらそうなの、じゃー特別にクッキー用意しといてあげる」
アカリ「わーい。ありがとー、ミコさん。あ、ルナちゃんはミルクが好きかも。                     
     じゃーお母さんに言ってくる」
ミコさんはニコニコこっちを見守ってくれている。
椅子に座り 母「いい子してたみたいね、ミコさんと仲良くなったの?」
アカリ「うん、それでね」 
母「ちょっと待って、その話は紅茶飲んでからにしましょ?」
アカリ「・・・うん、わかった。」 
めぐみ「お待たせしました」カチャカチャカチャ
注文どおりに置いていく男の人はオレンジ 女の人はセ パフェ アカリちゃんはミルクティー
それと、それぞれにクッキーを置いていく。 
めぐみ「ごゆっくり、どうぞ」
並べられた紅茶を見て アカリ「わー、みんな色が違う、それに香りも」
母「アカリのは香りと味が濃いからミルクで入れると飲みやすい茶葉なの、私のはさわやかな酸味と果実の甘みと花の香り、お父さんのは、えっとオレンジと甘いクリームで飲みやすくなっているの紅茶にはたくさんの種類があって覚える事たくさんなの、さー飲んでみて。まだ熱いから気おつけてね。」 アカリ「うん、ふーふー。ふーふー。コクンコクン ファー」 口の中にも香りが広がる
アカリ「コクコク・・・ふー」 牛乳と紅茶の味が一緒なってまろやかでほんのり甘い
母「こっちも飲んでごらん」 
アカリ「うん。フーフー くぴくぴ、ウミュ??」
すっぱい味と花の香り味にびっくりしたけど。そんなにきつくはなかった。
母「じゃー次はパパの飲んでみようか?」 
アカリ「うん、フーフー クピコク クピコクン。フミュー」今度は少しずつ おれんじの香りと爽やかな味わい。 アカリ「お母さんの言ってたとおりの味だね。面白いなー」
母「そう。それは良かった、どれが一番気に入った?」
アカリ「うーーーん、順番で言うと私のお父さんのお母さんのかな、でも嫌いじゃない、味 香り 色どれも好き。」 
母「それは良かったわ。じゃークッキーも頂きましょ」
アカリ「うん」クッキーを食べながら、もっと沢山の紅茶を楽しみたいと思った。 
バリバリ ごくごく ・・・・・・・かチャ。ポカポカポカ 
アカリ「ご馳走様、何か体があったかい」
母「そうね、ホットだからじゃなくて紅茶には体にいいいろんな効能があるのよ。アカリ、紅茶の事覚えるなら、入れ方 管理 茶葉の量 とかほんとーに覚える事いっぱいなの、アカリが、どこまでやれるかわからないけど。アカリが頑張ると決めた事ならお母さんたちは応援するわよ。」
アカリ「・・・・・・・・」
空っぽになったティーカップを見つめながら
アカリ「・・・・私やりたい!!紅茶をもっと知りたい」
母・父「がんばるんだよ」 店にはまだ人がいなかったのでカウンターの方に
父母は行ってミコさんとめぐみさんに娘の事よろしくお願いします。授業代は・・・・・と話している
私は アカリ「ミコさん めぐみさん、これからよろしくお願いします」
ミコ「こちらこそ、めぐみからいっぱい教わるんだよ、私も、そんなに長くは店できないだろうからね、これからの店をめぐみに任せるためにも、人に教えられるようになってもらわないとね。」
アカリ「??ミコさん元気じゃないですか」
めぐみ「そうよ、店長まだまだ元気じゃない」
ミコ「ありがと、でも元気なうちから安心できるようにしといた方が、私とめぐみのためだと思うから、めぐみには私のクッキーの作り方教えてあげるから頑張ってね。」
めぐみ「店長・・・ほんとに急 ・・・ほんと運命なのかも。」 朝の猫が言った事を思い出す
ミコ「??」 
めぐみ「なんでもない、じゃー今夜は二階で、まずは私とアカリちゃんでお話させて、これからの予定も決めたいしね。」
ミコ「ええ、いいわよ。私も今夜は用があるから、クッキーだけ焼いとくから3人でお食べ、アカリちゃんルナちゃんを帰りは送っていってあげるのよ」
めぐみ「もちろんよ、アカリちゃんこれからよろしくね。」
アカリ「こちらこそよろしくお願いします。」
めぐみ「今夜来るときノートと筆記用具持ってきてね。」
アカリ「はい、グルミーアラームにメモ ノート筆記用具」 グルミー「了解」 
めぐみ「グルミー便利だけど自分で覚えるには、書くのと声に出して読む事と繰り返し行う事近道は無いの一つ一つ覚えていきましょ。」
アカリ「はい。書く事 読む事 繰り返す事 近道はない!」
ミコ「はい、おつり」 父・母「ご馳走様でした」いつの間にか会計を済ませていた
アカリ「ご馳走様でした。美味しかったです。」 店を出る時にミコさんめぐみさんは手を振ていた
ミコ・めぐみ「それじゃーまた夜にね」
アカリ「はーい」 カランカラン

2011年2月15日火曜日

紅茶に淹れる思い 2 「幼き日の喫茶店での出会い」

アカリ「今日の紅茶入荷はえっとー」リストと照らし合わせながらチェックしていく。
チェックを終え厨房に行く 
アカリ「まずはティーカップを温めないと」毎日の日課、保温機にカップを容れる
できれば紅茶を入れるたび、お湯で温めるのがいいのだけど。時間がかかりすぎてしまい。
忙しい時間帯には、手が回らなくなってしまうのが本音でもある><。
でも常連さんなら時間帯によっては応える事もある。
アカリ「店長今日は何作りましょう??」
喫茶店 店長 風見めぐみ 31歳 未婚(意識してる人はいるらしい 店にも何度か来ていた)
Crystal Piece Cafe(クリスタル ピース 喫茶店)意味「水晶片」略称 CPC 私の仕事場である。
めぐみ「そうねー」腕を組み右手人差し指を頬に当てながら。カレンダーを見つめ考える
めぐみ「サンドイッチ多めで後は、いつもどうりにしましょ。私はクッキー作るわね。」
アカリ「はい、店長のクッキー美味しいですよね、私何回やっても、その味にならない。」
アカリ「きっと心が入っているでしょうね。毎回微妙に味が変わりますもん。」
アカリ「デザートに少しくださいね?」
めぐみ「うーん、どうしようかなー。じゃー今夜の紅茶はアカリブレンド第1号作ってね?」
アカリ「え!1号ですか・・・。店長それは嫌がらせ?」 最初に作ったのはミルクティー
めぐみ「私が飲むのに嫌がらせになるの?チャント昔作ったようにやるのよ?」
アカリ「やっぱり意地悪だ;」
めぐみ「さーどうでしょうね?それよりも今日一日頑張りましょ」
あかり「はーい」準備をしながら少し昔の事を想いだした。
それは初めて このCPCで紅茶とクッキーを頂いた時の事。
クッキーはとっても美味しくていい匂いがした。
とてもまね出来そうにないほど美味しかった。
次に紅茶(ミルクティー)を手にした時、この香りだ!!と直感した。
香りを楽しんでから少し飲む、飲みやすくて面白い味がした。
自分に出来るか自信はないけど。いつかこれを自分でも作りたいと思った。
ルナと出会ったのも、この時だったかなー
確か小学生の入学式後両親が入学祝に願いを叶えてくれたんだっけ。

幼稚園の頃、この喫茶店の前を母の自転車で通り過ぎる時とてもいい香りがした。
それは海の匂いでも風の匂いでも甘いお菓子の匂いでもなかった。
幼い自分には、なんだかわからず。
いつかその正体を知りたいと常々思っていた。

母親「来週から小学生ね、アカリは入学祝に何か欲しい物は?」
アカリ「それじゃー、あそこの店につれてって!!」
母親「あそこって?」アカリ「幼稚園の帰り道にあるいい匂いのするお店」
母親「えっと喫茶店かしら?帰り道にあるお店は確か、それだけだったはずだし。」
母親「いいわよ。いきましょ。私も久しぶりに あそこの紅茶飲みたいわ」
アカリ「こうちゃ?お母さんそれ飲んだ事あるの?」
母親「ええ、アカリにはまだ早いかもしれないけど。ミルクティーなら平気かな」
アカリ「え!ミルクなの??いつも飲んでるけどあんないい匂いしないよ~」
母親「ふふ、そうね。行ってのお楽しみにしておきましょ。飲んで気に入ったら家で作り方教えてあげるわね。でもお母さんもそんなに詳しくないんだけどね。」
アカリ「は~い。いつ連れてってくれる?」
母親「そうね、明日が土曜日だからお父さんも連れて朝方行きましょ、
    その方が空いててゆっくり出来るでしょうから」
アカリ「わーい。早起きしなくちゃ。」
母親「そんなに早く起きてもお店は開いてないわよ?」
アカリ「いいのお店見に行くんだもん」 
母親「一人で行けるの?そんなに遠くはないけど」
アカリ「平気だもん今まで通ってた道だもん。私道覚えるの得意なのよ。
    それにずっと行きたかたんだ」
母親「そんなに行きたかったのね、アカリも一年生になるんだし、
    これからは一人で出来る事増やしていきましょうね」
アカリ「うん」 母親「それじゃーまずは苦手な食べ物減らしましょうか」
アカリ「・・・う~~じゃーブロッコリーからでお願いしまし。お手柔らかに><」
母親「うむ、うちの子は良く出来た子で鼻が高いわ。」

次の日朝 リス型AIロボのグルミー (変形が可能)
グルミー目覚まし型「ピッポピッポピポピポピェーピィーーーー」
アカリ「エイ!」ビシ!グルミー「びゃー・・・痛い。」リス型になる
アカリ「私はもう起きてるでしょ。騒がなくてよろしい」
グルミー「インプットされてる物はしょうがない」
アカリ「ご飯の前にお散歩行きましょ。グルミー行こうー」
グルミー「あいよ、アカリに何かあったら困るからな」
アカリ「ブー、私そんなにおっちょこちょいじゃないもん、行くよ」
アカリ「いってきまーす」 母父「8時30分までには帰ってくるのよー、グルミーお願いね」
グルミー「了解」 グルミーは頭の上で髪留めに変形した。
意外と軽くいろんな物変形でき便利である。
家を出て少しいくと分かれ道があるここを右に行くと小学校
真直ぐいって次の分かれ道を左少し行くと喫茶店に到着。
アカリ「ほら、チャントついたでしょ」 グルミー「・・・・スヤスヤ」
髪留めになったまま頭の上で寝ている
アカリ「もー、いいけど」お店はいつもはすぐ通り過ぎちゃうけど、今日はゆっくり見れる
「カラン」店のドアが開くとじょうろを
もった女の人が出てきた。
女の人「あら、可愛いお客さんでもまだ開店前なの10時になってからまた来てね」
アカリ「はい、でも今はこのお店をゆっくり見たかったのいつもは自転車で通り過ぎちゃうだけだから。ここのお店は素敵でお花は可愛い」
女の人「そうなの、アリガト。それじゃーお花が元気でいられるようにお水あげましょ
アカリ「お花もお腹すくもんね」
水をあげている
女の人「そうね、あら猫ちゃん。この辺では見かけない子ね。」
猫の首輪(ペンダント)が少し光っている
猫「これは必然か。」
女の人・アカリ「え!」猫が私たちに喋ったように聞こえた。
アカリ「私は石泉アカリ 猫ちゃん名前なんていうの?」 
猫「ルナ 初めて出会った人につけてもらった名だ と言っても聞こえないか」 女の人「ルナ、私は風見めぐみ」 アカリ「ルナちゃんね」
ルナ「・・・これは運命か」 めぐみ・アカリ「?????????」
ルナ「二人とも時間はあるかな?」 めぐみ・アカリ「え。」
グルミー「じりじりじりー」 めぐみ・アカリ「!!!!!」
グルミー「アカリ帰る時間だよ」 髪留めのままそう告げる
ルナ「これも必然か。この店は何時に終わるのだい?」
めぐみ「今日は19時に閉店ですけど・・」(何で猫と話してるんだろ。)
ルナ「ジャー19時にまた来る。そっちの子供も一緒に居てほしい」
アカリ「わかった、お母さんに頼んでみる」
AIは主人(持ち主)にしか反応しない持ち主に何かあれば別だが・・。
アカリ「グルミータイマーお願い。」 グルミー「了解。・・・何時にするの?」
アカリ「ルナちゃんの話聞いてなかったの?18時30分でお願い」
グルミー「あいにく猫語は理解できないのでね」
めぐみ・アカリ「え!・??」 グルミー「さー帰ろう」 アカリ「はーい」
帰っていくアカリちゃんを見つめながら めぐみ「これは夢かしら??」
目をつむって深呼吸してみる。目を開けた時にはアカリちゃんも猫ルナもいなくなっていた・・・。





2011年2月13日日曜日

紅茶に淹れる思い 1 「私に出来る事」

これは小さな町の小さな住人の物語
石泉アカリ (女の子17歳)と ルナ (猫 年齢不詳)

この町はレンガ作りの家にブロック舗装の道
北と東には山 南と西には海に囲まれた町

船の汽笛「ボーボーボー」。スズメ「チュンチュン」
今日は土曜日毎週の航海訓練の始める合図。
私は海の見える喫茶店の2階テラスで
自分の調合した紅茶を飲みながら。
春の桜と海の香りを肌に受けながら
今日一日の始まりを感じている。

本当は紅茶を飲む時は香りも楽しむ物だけど
毎週土曜日だけは、ここで飲むのが日課になっていた。

アカリ「いい天気になりそうだね、今日はどんな紅茶が作れるだろー」
アカリ「ルナも手伝ってね。思いを持ったお客さん連れてきてね」
ルナ「そういわれてもねー。簡単な事ではないんだけどなー。」
ルナ「それはそうと私に飲み物は?」
アカリ「え!?そこに・・ミルクがあるじゃない」
ルナ「毎回言うけど私は普通の猫じゃないのよ?」
アカリ「似たようなもんでしょ。それにあなたには特性の紅茶じゃないと文句言うくせに」
アカリ「毎週一回の私の楽しみアカリブレンドあげたら。
     文句ばっかりいってるからよ。それで十分でしょ」
今日作ったので485号ノートもずいぶん増えた。
ルナ「このあいだのはもうないの?あれはとっても心に沁(し)みわたったわー」
アカリ「あー確かにすごかったわねー。なかなか出会えない思いだったわー」
ルナ「でしょ。宝石の色も薄黄色に」
柱時計の音「ボーン×7」
アカリ「あ!もうこんな時間、お店のしたく始めなくちゃ。店長に怒られちゃう」
紅茶の残りを一気に飲み干し
アカリ「ルナあれは思いが長くあっためられていて濃厚だったのよ。でも
    その分紅茶に淹れられる思いを摂(と)るのに時間がかかって少ししか取れなかったの」
アカリ「あなただってもうわかってるでしょ?こっちの作業もとっても精密で時間がかかるの」
アカリ「それに、思いはいつまでも留めておくことは出来ない・・・・。」
水平線を眺めながら、その思の行く末に思い馳(は)せる
ルナ「そだね。」とりあえずミルクを飲みながら答える
アカリ「さー今日もたくさんの人に、おいしい紅茶と、ひと時の安らぎを贈りましょう」
ルナ「じゃー私も町に行ってくるね。ご馳走さま。」
アカリ「車には気をつけてね。それと思いを秘めた人を導いてきて。」
ルナ「たくさんの思いに出会える用に。その腕輪の宝石に思い込めてね♪」
アカリ「私の思いは込められないって自分で言ったでしょ?」
ルナ「気分♪気分♪」今日のミルクが気に入ったのか上機嫌である。
アカリ「それに一日一人でしょ?」朝取れたてのミルクがきにいったのかな?
ルナ「私たちの力が必要な人は、その中の一握りだからいいの。いってきます」
アカリ「いってらっしゃい。」テラスから屋根にのぼってすぐに見えなくなってしまった。
アカリ「あれなら車関係ないか。さー私も仕事しよー。」紅茶を片付けながら
腕輪の宝石に目をむけ(今日はどんな思いにであえるかなー)ドキドキ